A Snowy Letter – 雪の手紙

A Snowy Letter – 雪の手紙

その森の奥には、今も妖精が棲んでいるらしいの、
もしも、その妖精に出会って、一輪の花を授かったら、
大切な願い事を一つだけ、叶えてくれるんだって

■Episode
その日、春香は夢を見た。白いドレスを着た森の妖精と出会う夢である。その夢は、幼い頃に、この町に来て、母に教えてもらった町の伝説だった。「この町外れの森には、今も妖精が棲んでいて、白い衣服をまとって、時々森で迷った人の前に現れるらしいの。もし、その森の妖精に出会って、一輪の花を授けれたら、願い事を一つだけ叶えてくれるんだって」春香の母は、御伽話に、よくこの話しをしていた。その妖精の顔は、出会った人間の顔とうりふたつだという。「もし、お父さんが、森の中で妖精に出会っていたら、お父さんが二人になっていたのかな?」と、二人で、今は亡き父を笑い話にした事もある。

A SNOWY LETTER ■ 解 説
このドラマは、2005年秋から神戸サンテレビで放送された、鉄道をテーマにした情報番組「鉄ちゃん」の中で、連続ドラマとして放送されました。
毎回、駅を舞台に、主人公の春香と、鉄道マニアの大学生・直樹を中心とした、人々の心のふれ合いが展開される純愛物語です。
現代社会において、鉄道は、私達の生活の中に、深く密着した存在であり、人と人とを結ぶ動脈としても、なくてはならない存在です。駅から駅へと、人々を結ぶ乗り物。様々な人達が共有しあう列車という空間には、また様々な人間模様が存在し、一つ一つをドラマ仕立てに垣間見ると、壮大なストーリーへと発展していくことでしょう。この番組は、そんな壮大なストーリーの中から、一人の少女と、青年の物語にスポットを当て、皆様にご紹介したいと思います。彼女を通して垣間見えるモノは、普段、よく聞く些細な事なのかもしれませんが、そんな些細な事柄を描くことで、未来に受け継ぐ大切なものが見えてくるかもしれません。人々を目的地まで運ぶ列車。出会いと別れの舞台となる駅。改めて見つめなおすと、鉄道という存在と我々との関係は深い事に気付きます。このドラマを見ると、列車や駅のホームが、行き交う人々が、耳に入る雑踏が、なぜかドラマチックに感じられる、そんな心に残る物語です。

■出演
遠山春香……仲村安沙子
藤山直樹……シブヤケンジ
田中修一……田和義英
浦壁英雄……松村慎一
戸根多香子…手島みづえ ほか

■スタッフ
脚本…………福田雅弘、釣田 泰
監督…………釣田 泰
撮影…………長谷川光徳
助監督………諸正義彦

製作 SSP-TV/NEWBRAIN PICTURES/OfficeRingLink
提供 森久エンジニアリング/テラステーション/大阪電気通信大学/JVS
協賛 プライムモデル

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